今日は綾瀬へ。
おやつ工房・麻の葉が開店ということで、行ってきました。
「土産土法」って聞いたことありますか。
一言でいうと、その土地で採れたものをその土地の食べ方でいただくということです。
麻の葉・石井さんが、推し進めている地域に根差した活動です。
とてもいい考えだと思います。
できるだけ身近で採れた食べ物が一番体に受け入れられるし、
昔からその地域で行われている食べ方は、
その土地の気候風土に合った食べ方なのだと思います。
「身土不二」の考えとか、地域の習わしとか、昔では当たり前だったこと。
食べ方も含めて、昔からの風習が忘れ去られる時代に、
若い人や子供たちにつなげていく、素晴らしい考え方だと思います。
麻印の焼き印が押されたみそまんじゅう
石井さんがこのお店を開くにあたっては、さらに深い想いがあって・・・
子供たちが学校が終わって、気軽に寄れて、
小遣いで買えるおやつがあって、友達とかお店の人とお話しができる「駄菓子屋」、
そんな場所にしたいという想いです。
きな粉だま(トミーヤミーさん)
このきな粉だまなんて、昔の駄菓子屋っぽいですね。
これが広口瓶にバラで入っています。
他にもテントウムシチョコとか風船とか、昔の駄菓子屋を思わせるような、
子供たちが喜びそうなものが棚に並んでいました。
昔の駄菓子屋と違うのは、怪しい食べ物ではないことかな(笑)
先日、畑で草むしりをしていたら、
学校から帰って遊びに出かけた子供たちの一人が、
「400円しか持ってないよ〜」と言うのが聞こえました。
400円も持ってるの!と思いましたが、今の子供には少ないのでしょうか。
今も昔も子供たちには買い食いが楽しみですからね。
だから「駄菓子屋」って必要なんですよね。