今日は午前中少し仕事をして、午後から海老名へ行ってきました。
農商工連携フォーラムin海老名
「地域資源(津久井在来大豆)を活用した、地域ビジネスの新たな展開をめざして!」
に参加してきました。
まずは逗子の栃木屋豆腐店の亀田さんの講演から始まりました。
「最初に津久井在来大豆で作った豆腐は手で持てないくらいだった」と。
つまり固まらずにゆるすぎたということです。
それで成分を調べてもらったそうです。
津久井在来大豆は他の大豆に比べて糖質の割合が高かったため、
甘味が強い代わりに豆腐が固まりにくいという特徴が現れたのです。
そこで「くみ出し豆腐」という商品もできたということです。
このくみ出し豆腐は、木綿豆腐を作る時、型に入れる前の豆腐のこと。
後で試食させていただきましたが、固まっていません。
こう言うと失礼ですが、
自分で作って失敗した時と同じだな・・・なんて思ってしまいました(笑)
でもこれは失敗ではなくて、固まりにくいならば、その特性に合わせた商品を、
ということで商品開発に成功したものです。
講演に続いてパネルディスカッションが行われ、
最後に津久井在来大豆を使った色々な加工品の試食会がありました。
栃木屋さんのくみ出し豆腐や木綿豆腐、絹ごし豆腐、豆腐プリンの他、
各社の味噌や納豆、蒸し豆、テンペ、シフォンケーキなど、
色々ありましたが、一通りいただきました。
写真で紹介しようと思ったのですが、デジカメが壊れてしまって・・・。
このように、津久井在来大豆の特性を生かして、色々な加工品が作られています。
今後どのように展開していくでしょうか。
私も納豆のほかに何か商品化できるものはないか、
検討していきたいと思います。
本題とはちょっと外れますが、実はもう1つよかったことがありました。
栃木屋さんが持ってきたもので、豆腐作りの時に豆乳を搾る道具です。
自分で豆腐を作る時に、一番大変なのが豆乳を搾ること。
なにか良い道具はないものかと思っていたところでした。
小学生が豆腐作りのとき、豆乳を手で搾っているのを見て、作ったとのこと。
優しいですね。
そうなんです。豆乳搾るのってとても熱いし力いるし、大変です。
見せてもらって、簡単な仕組みなので、私も作ろうと思います。