梅雨に入り、少しは体を休めようと思い、昨日は一日休みました。
体を休めていても頭はあまり休まらず、考えてしまうことが…
書くのを控えていましたが、このところしばらく引っかかっているので、書きます。
政治とは誰のために、何のためにあるのか。
菅総理は、浜岡原発を停止させてくれました。
しかしそれはアメリカからの圧力によるものだとか・・・。
もともと原発を導入、推進したのもアメリカからの力。
黒船来航以来、日本はアメリカの脅威に翻弄されてきたのだと思います。
武力で反抗し、悲惨な結果に終わった太平洋戦争。
最後に原爆によって、アメリカの暴力のすさまじさを見せつけられ、
敗戦以来、日本はアメリカの隷属下にある。
さらに今年、菅総理が進めているTPPの問題。
「平成の開国」なんて言ってる場合じゃないでしょう。
アメリカの参加によりTPPは元々の意義とは変わってきてしまった。
アメリカが環太平洋諸国、特に日本を支配するためのものに。
TPPに加盟すると、農業がダメージを受け、工業など輸出産業は有利・・・
というイメージがあるような気がします。
ところが、問題はそれだけではないのです。
金融や投資、知的財産などの分野でも自由化が進むことが、
大きな問題の一つだと思います。
日本の“カネ”を狙い、郵政民営化を進めたのもアメリカ。
そして今度は、医療や法律(弁護士)の面でもアメリカの利己主義が入ってくる。
農業でいえば、
すでに強力な圧力で日本政府を支配しつつある「遺伝子組み換え作物」。
この遺伝子組み換え作物が自由化し、モンサント社に支配されれば、
私たちがやっている農業は否定され、在来種の栽培、自家採種などできなくなります。
訴訟社会のアメリカの弁護士たちが日本に乗り込んできて、
やつらに都合の良い法に則り、訴えられ、
賠償を求められたり、罪を負うことになるかもしれない。
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というようなことが頭の中でぐるぐるしていて、頭も疲れています。
表現や意味がおかしいところがあるかもしれませんが、
頭の中でくすぶっているより、外へ出してしまった方が良いかと思い、
書いてしまいました。
最後にお知らせです。
今、またモンサント社が遺伝子組み換え作物の承認を迫っています。
それに対して農水省がパブリックコメントを募集しています。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html原発で暴露された、無責任極まりない御用学者と同じ族の学識経験者の
あてにならないというか、視点が違うんじゃないかというような意見は、
無視して、反対意見を送りました。
こんな制度何度やっても意味がないような気がするけど、
こちらも意見を送らなければ、黙認と同じになってしまうので、
できれば多くの方に意見を送っていただきたいと思います。
大ヒット商品「ラウンドアップ」(除草剤・モンサント社)を使っている人には、
遺伝子組み換えのどこがいけないの?って言われそうですが・・・