一昨日、昨日と雨で2連休しました。
今日は晴れだと思ったら、晴れたのは午前中の少しだけ。
後はずっと曇りで時々小雨で寒い一日でした。
今日は野菜苗の世話をしました。
可愛い苗です。
毎日見るのが楽しみです。
ところで、福島原発事故の影響で、
福島や茨城などの野菜や牛乳が出荷できなくなってしまいました。
福島では出荷制限に加えて摂取制限まで指示が出されてしまいました。
枝野官房長官は「ただちに健康被害が出ることはない」と言っているのに、
どうしてそうなるのでしょうか。
この「ただちに」という言葉。
「すぐには被害は出ないけど、将来はわからない」ということでしょう。
だから政府としては、「危険性があるから食べないで」と言っていることになる。
本当に国民の命を心配して“念のため”ということなのでしょうか。
なんとなくごまかされているような気がする言葉です。
作った農家はどうなるのでしょう。
出荷もできなければ、自分で食べることもするなと言われて。
食べる自由くらいあってもいいでしょう。
一生懸命世話をして、収穫期になったのに、
捨てなくはならないなんて、悲しいことです。
私は自分の作ったものだったら、自分の判断で大丈夫と思えば食べます。
ほしいという人がいれば販売もするかもしれません。
私は自分が食べたくないものだったら販売はしませんから。
おそらく、摂取制限のかかったホウレンソウを食べてもあまり問題はないでしょう。
基準より多くの放射線物質が検出された野菜を食べたからといって、
ただちに体に害はないと言っているわけですから。
(政府のいうことをあまり信用してないくせに)
それを長期間食べ続けるわけでもないし、一度に大量に食べるわけでもない。
食べた人が、将来全員ガンになるわけではないでしょう。
それを食べても食べなくても、日本では2人に1人はガンになるのだから。
(だから問題ないというのは、少し言い方がよくないですね)
問題なのは、その「2人に1人」がなぜかということです。
野菜でいえば、農薬や肥料をたっぷりと使った野菜の販売に対して、
黙認していることの方が問題です。
虫を殺したり草を枯らしたりする、人の体にも有害な農薬を使っていませんか?
たくさんたくさん窒素を吸収している野菜は、体に良いですか?
国は危険であることを承知しているはずなのに、
そういうことに対して十分な制限はかけていない。
“ただちに”影響が出るわけではないからです。
時間が経てば、影響が小さくなるということもあるかもしれませんが、
逆に、蓄積されるという危険もあるわけです。
ただちに害が現れなければ、因果関係が曖昧になってしまいます。
すると国の責任は問えなくなるだろう、ということでしょうか。
・・・不作為の罪。
ニュースを見ていると、
「気にしない」とか「私は買います」という人がいます。
だから出荷制限というよりも、
正確なデータを公表し、わかりやすく注意を促せばいいのではないかと思います。