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あとわずかで2010年も終わりです。
今年はとても忙しい年でした。
いろんな方々との出会いがあり、
一緒に畑仕事をしたり、学んだり、話したり。
とても忙しかったけど、意義のある一年であったし、楽しい一年でした。
こんな2010年は“始まり”の年だったと言えると思います。
まずは、農業を始めたきっかけである桃。
自分で植えた桃の樹に初めて実が生り、
とても小さな桃の実が、たった4個だけど収穫できました。
思うように樹が育たなくて、実を生らせることができなかったけど、
ほんの一部、なんとか収穫できるところまで育ってくれました。
そのおいしかったことと言ったら、なんと表現したら良いかわかりません。
来年が楽しみです。
次に、畑を借りて栽培を広げたこと。
去年までは、狭い畑でできるものを栽培していましたが、
今年は津久井在来大豆の栽培を増やさなくては、ということから、
遊休地を探して貸していただき、作付面積を大幅に広げました。
おかげで、大豆だけでなく、野菜やソバも増やすことができました。
来年はさらに畑を広げるつもりです。
そして、お客様に畑に来ていただくということ。
今までは交通の便が悪いこともあって、
何人かの友達以外は畑に来ていただくことはしませんでした。
今年は、できるだけ多くの方に畑に来ていただきたいと思うようになりました。
それは農業を、特に自然栽培を知っていただきたいと思ったから。
そして栽培の楽しさ、収穫の喜びを感じていただきたいと思ったからです。
枝豆、落花生、サトイモ、大根、カブ等の畑直売・収穫体験や、
大豆レボリューションとそばの会で、
種蒔きから収穫までという、自給的な栽培体験も募集し、実施しました。
直接畑を見てもらい、会って話すことにより、理解していただくことや
つながりが深まっていくことができたと思います。
農の仲間も増えました。
これらのことは来年につながることであり、
さらに前へ進めていこうと思っています。
この頃深く感じていることですが、
自分は多くの方に支えられているということです。
うまく表すことができませんが、本当に感謝しています。
今年一年、自分なりに頑張ってきたと思いますが、
それを理解してくださって、応援してくださった方々がいたから、
頑張ってこられたと思います。
そして、作物を育ててくれた自然にも感謝です。
冬の寒さ、夏の酷暑もありましたが、実りを与えてくれました。
開墾から4年目で、やっと販売できるものが収穫できた畑の進化もありました。
“自然は応えてくれる。”
このことも頑張って続けられる支えとなります。
今年一年間、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
津久井島村農園 島村正史