天気が良くて暖かい一日でした。
こんな気持ちの良い日に、埼玉県神川町へ行ってきました。
いいところですね〜
「ヤマキ醸造」の御用蔵春祭り。
目的は、お蔵の見学と自然農法の草分け・須賀さんの指導する畑の見学です。
まずは豆腐工房「豆庵」。
この暖簾に書いてあるのは、
〜豆は、汚れなき自然の大地が育む無農薬自然農法産「大豆」〜
〜水は、城峰深山より毎日汲みしまぼろしの銘水「神泉水」〜
最高ですね、無農薬自然農法の大豆と天然の湧水から作られた豆腐!
お昼に食べましたが、甘くておいしかったです。
続いて、醤油のお蔵です。
醤油の仕込み樽。高さ2.3m、直径2.7m、醤油作りに欠かせない大事な樽です。
こんな大きな樽が並んでいます。
この樽の中で、もろみを1年間じっくりと熟成させます。
天然醸造の醤油の原材料は、
大豆と麦と塩と水、これだけです。
ヤマキ醸造では、大豆は無農薬の国産大豆100%だそうです。
そして、その大豆を作っているのが、農業生産法人「豆太郎」。
この「豆太郎」の代表者は、
自然農法の草分け、須賀一男さんの息子さん、須賀利治さんです。
お蔵の周りにある畑を見学しました。
これは畑の入り口。
「一二〇〇年の歴史 日本料理の祖神 四條司家御料荘園」と書いてあります。
「御用蔵」と「御料荘園」は、
本来あるべき姿の農法・製造法を守り、
確かな品質の食材を生産するということで設定されたところだそうです。
タマネギが50cmくらいに伸びています。
この看板には、
「自然農法栽培
土の持つ力を十分発揮させる農業です 豆太郎」
と書いてあります。
このあたりの畑の特徴は、石ころがとても多いことです。
この畑も小石だらけで、空いているのかと思ったら、
ジャガイモが芽を出していました。
石が多すぎて取りきれないそうです。
自然農法なら作物の根が強いから、小石がたくさんあっても大丈夫!
次に小麦畑。
この小麦は腰の高さまで大きくなるそうです。
作物がみんな生き生きとしてました。
菜の花の周りには、ハチやチョウが飛んでます。
1本抜いて根を見たかったけど、我慢しました(笑)
このように自然に恵まれた地で、
自然の力と生産者の熱意で栽培された原材料を使い、
伝統的な製法で作られた醤油、味噌。
畑にも樽にも余計なものは入れない。うれしい逸品ですね。
まさに春といえる天気で、まだ桜もたくさん咲いていました。
気持ち良く、楽しい一日でした。