寒くなってきましたね。
今日は曇りで寒かったけど、竹や桃の枯れ枝をかなり切ったので、汗をかきました。
昨日は「麻」についてのシンポジウムに参加してきました。
場所も港区麻布台。
私は麻についてはあまり知らなかったので、いろんな話が聞けてためになりました。
うまくお伝えできないかもしれませんが、多くの方に知っていただきたいことなので、
ここに載せることにしました。
「麻」と言うと体に良いイメージで何も問題ないと思いますが、
「大麻」と言うとイメージが悪くなってしまいますね。
同じ大麻草から作られるもので、特に害があるわけではないそうです。
大麻草は日本でも古来当たり前に栽培されて、利用されてきたものです。そして麻は神事に使われる、神聖なものです。
昔はどこにでもあった大麻草。
今でも北海道には野生の大麻草が生えているそうです。
それがなぜ禁止されてしまったか。
大麻にはマリファナ効果があるという点を利用して、一般に栽培できなくしたのは・・・
アメリカの占領政策だそうです。
大麻取締法によって、大麻を一般に栽培させることを取締り、
麻というものは害のあるものと浸透させてしまったわけです。
アメリカは戦後の占領政策、経済政策で、日本古来の伝統・文化を壊してきました。
(「食」についてもそうです。)
日本の昔からの生活様式を変えてしまったのです。
このことは現代の日本国民はほとんど意識してないと思います。
取り締まる側の役人でさえ、大麻取締法の目的を知らないようです。
日本で大麻草を作らせなくすることは、石油化学製品を普及させるためであり、
(日本の学校給食にパンを導入したのは、アメリカの小麦を輸出するためだとか。)
神聖なイメージを持つ麻を禁止することで、日本人の文化・精神性を変えるためだったそうです。
麻はとても優れた性質を持っているそうです。
その栽培は、農薬も肥料も必要とせず、逆に除草効果や除虫効果もあるそうです。
3ヶ月で3m伸びる生命力の強さがあります。
土壌の浄化にとても有効ですね。
医療用としてもとても有用で、いろんな症状に効果があるそうです。
車の燃料にも利用できるそうです。
衣食住すべてに利用できる・・・
石油と森林に変わる資源として利用が可能だそうです。
3時間ほど色々な方のお話を聞いただけなので、理解できたとは言えないですが、
麻の復活を期待したいと感じました。
ここに書いたことは、私の捉え違いの点があるかもしれませんので、
もし興味を持った方は、ご自分で調べたり講演を聞くなりしてご確認いただきたいと思います。
私もこれを機会に理解を深めて行きたいと思います。
何が正しいか一般には知らされていないこと(意識していないこと)がたくさんあります。
今、いろんな人がいろんな分野でそのことを知らせようとしています。
間違ったり偏った情報もあるかもしれませんが、まずは知ることです。
そして、自分の体にとって、子供にとって、環境にとって、
今ももちろん、将来のために何が良いかを判断する。
拠りどころとなるのは「自然」です。
少しずつでも意識し、変えていく(戻していく)ことが大事なことだと思っています。